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ミシシッピ・バーニング

ミシシッピ・バーニング(原題:Mississippi Burning)とは、1964年に、アメリカ・ミシシッピー州のある田舎町で公民権運動家の黒人3人が殺害された実際の事件をモデルにしたノンフィクション映画のことである。

[ストーリー(あらすじ)]
1964年、フリーダム・サマー「自由の夏」と呼ばれる公民権運動の嵐が吹き荒れる中、アメリカ・ミシシッピー州ジュサップの町で、3人の黒人・公民権運動家が行方不明となった。ところが、その町では、依然として、まだ人種差別が行われていた。事態を重く見たFBIは、この事件を捜査するために、保安官からのたたき上げであるベテラン捜査官ルパート・アンダーソン(ジーン・ハックマン)と、若手エリートのアラン・ウォード(ウィレム・デフォー)捜査官を派遣した。

3人の黒人・公民権運動家が失踪した田舎町ジュサップの人々は、FBIの捜査に対して非協力なだけでなく、“よそ者”である捜査官たちに対して明らさまに敵意を見せてきた。さらに事件の捜査を続けるこの2人の刑事に対し、町の白人至上主義者たちによる秘密結社クー・クラックス・クラン(KKK)と町の警察官たちは共謀し、意図的にFBIの捜査を妨害しようとしてくる。

しかし、2人のFBI捜査官は、失踪した3人の行方を究明しようとしながら、敵対する人種差別主義者をも追いつめていくのだった。2人の執念の操作によって、浮かび上がる驚くべき人種差別の実態とは・・・。

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