[ストーリー(あらすじ)]
ニューヨーク市警(NYPD)で「ポパイ」とアダ名されているドイル刑事(ジーン・ハックマン)は、犯罪捜査のためならば、暴力的なやり方も厭わない、少々荒っぽい刑事だった。そのドイルが、相棒のラソー刑事(ロイ・シャイダー)とともに、ある麻薬の売人を逮捕したことから、「フレンチ・コネクション」と呼ばれるアメリカとフランスを結ぶ壮大な麻薬密輸ルートの存在に気がつき、この大組織である国際麻薬シンジケートの黒幕・シャルニエ(フェルナンド・レイ)という謎の男の存在が浮かび上がってきた。
シャルニエ逮捕に全力を上げるドイルとラソーは、執念の捜査を開始する。そして、一方、アメリカの警察が動いていることを察知したシャルニエは、これ以上、捜査の手が自分と組織に迫ってくることを恐れ、殺し屋・ニコリ(マルセル・ボズッフィ)をドイルたちのもとへ差し向けるのだが・・・。
この映画は、実際に検挙された国際麻薬事件をノンフィクションのシナリオとし、そして、その事件を実際に担当したニューヨーク市警(NYPD)の刑事2人が制作アドバイザーとして映画へ参加することにより、刑事モノである作品の精度がさらに上がり、名優ジーン・ハックマンの演技も冴え、実際の事件でありながら、実にテンポの良いサスペンス・アクション映画の傑作として高い評価を得ることとなった。アカデミー賞5部門受賞は、決して伊達ではない。シリアスな麻薬問題を描く社会派サスペンスでありながら、誰もが楽しめる大衆娯楽作品ともなっている。
※ちなみに、制作アドバイザーとして参加した実在するニューヨーク市警(NYPD)の刑事2人は、フレンチ・コネクション3部作すべてにアドバイザーとして参加している。
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