フレンチ・コネクション２

フレンチ・コネクション２（原題：The French Connection 2）は、実在の国際麻薬事件を描いた大傑作映画「フレンチ・コネクション」の続編である。

[ストーリー（あらすじ）]
ニューヨークで、あと少しのところで取り逃がした闇の麻薬王・シャルニエを追って、「ポパイ」ことドイル刑事(ジーン・ハックマン)は、敵の本拠地であるマルセイユに飛んだ。

しかし、シャルニエ(フェルナンド・レイ)の指示により、逆に、麻薬組織に捕まってしまい、あろうことか、現職刑事であるドイルは麻薬を打たれ、麻薬中毒にされてしまう。そして、組織のアジトで監禁され、廃人寸前となった状態で、やっとドイルは路上に放り出される。

仲間による救出後、保護されたドイルは、最悪の麻薬禁断症状に苦しみながら、自身の体からようやく麻薬を抜くことに成功する。回復したドイルは、刑事としての使命を思い出し、自身が危険な目にあったこともかえりみず、麻薬組織への復讐的執念を燃やし、決死の追跡を再開した。ドイルは、単身、敵のアジトへ乗り込み、正義のためなら手段を選ばない暴力的な方法で、シャルニエたちをさらに追い詰めていった・・・。

前作のフレンチ・コネクションよりもさらにスケールが上がり、船の流水シーンや、ドイルが敵のアジトに火を放つシーンは圧巻である。そして何よりも、麻薬浸けにされたドイルを演じるハックマンの体当りの演技は必見である。

　※ちなみに、制作アドバイザーとして参加したニューヨーク市警の刑事２人は、フレンチ・コネクション３部作の作品すべてにアドバイザーとして参加している。

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